今さらですが、先月国慶節入る前に、何とか必要最低限の商品の輸入を終えていました。

 

無事国慶節中にちょっとずつ納品されたので、とりあえず在庫切れは一瞬で済みました。

 

 

で、現在急ぎで手配しないといけないのは、こちらのカップウォーマーでした。

夏場でもそこそこ出ていたのですが、９月になって涼しくなってきたので、需要が高まってきた感がありました。

 

ただ、性能が悪いというレビューを多く受けており、非常に悔しい思いをしてきたのです。

当然コンセントタイプに比べたら温度は劣りますが、そこまで温まらない訳ではありません。

 

 

いろいろ調べると、その原因として正しい使い方をされていない方がいらっしゃるようです。

 

どこに問題があるのかというと、USBタイプなので気軽に使えるからと、マルチタップのようなアダプター（USB Power Delivery）でスマホの充電と併用しながらだと電力不足になるということです。

 

１つのコンセントに１つのアダプターという差し方ではなく、よくある３つ４つ同時に充電できるUSB Power Deliveryを使うと、本来の性能を発揮できません。

 

こういうやつです。

 

見てのとおり並列ということは、電圧が分配されてしまうため、必然的に電力も下がります。

 

誤解を招くといけないので、改めて説明させていただくと、こういう全てのモノが悪いのではなく、このPDの最大ワット数が少ないと結局２つ以上の充電をする際に電力不足になるからです。

 

私の使っているこちらは最大で30Wくらいなので、カップウォーマーで10W消費すると充電で使えるのは20Wでもう限界です。

安いものはそれなりの機能しかないということですね。

 

高性能の65Wとかの電力供給ができるのなら、複数さしても問題ありません。

 

なので、お使いのPDの中には、カップウォーマーを使いながら１つはスマホを充電していると、全然充電が進まないことがあります。

むしろ充電中とバッテリー表示されているのに、どんどんバッテリーが減っていくのです。

 

これは供給電力が足りないのだから当然です。

 

ただ、この時にまずスマホがおかしいとは思いませんよね？充電器がおかしい、またはケーブルがおかしいと判断すると思います。

 

 

これと同じで、上記の性能のアダプターに２つ以上のUSBケーブルを付けてカップウォーマーを動かしても、温度表示が消えたり、温度が出ていても十分に温まらないことがあります。

スマホの充電に電力を取られているので、当然そうなることがあるのです。

 

となると、カップウォーマーが「壊れている」「不良品」となってしまうのです。

 

これはパソコンのUSBから給電する場合も同じです。温めるだけの電力の供給はノートパソコンからなどは難しいです。

 

 

返品された商品は必ず手元に戻して動作確認をしているのですが、壊れているというのはありませんでした。

汚れていたり、箱がなかったりともう売ることができる状態ではないのが多く、かなり残念です。

 

 

そのため、今の白いバリエーションと今手配している分にはそれについての説明も掲載した日本語説明書を付けております。

正しい使い方をしてもらいたいので、ぜひご覧いただけたらと思います。

フルカラー、全８面の力作です。

 

 

なので、相乗りはできませんのであしからず。