ちょっと前に述べていたブランド登録のメリットですが、かなり多いのでざっくりと説明します。

 

①レビューを付けられる

これは一定額を払ってレビューを最大３０件まで付けてもらえるサービスです。FBAに商品があることが前提です。最大22,000円+税で24,200円かかりますが、良いレビューがずっと消えないので、購入者の参考になりやすく、購入の後押しになりやすいです。今は10,000円プラス税の3～10件までもあります。2件までは無料です。

ただちょっと不具合があるのでテクニカルサポートに連絡しています。こちらはどこかで述べたいと思います。

 

②広告を付けられる

売り出した直後、どこの誰が出したか分からない商品って買いづらいですよね。しかもカタログの３ページ以下にあったらまず見つけてもらえないし。

そういうところでお金を払って上位表示させる手段として広告があります。ただ、かけ方や金額設定を間違えると大変なことになります。この運用はやっていかないとなかなか難しいですが、一度理解するとムダなく効果的にかけることができます。特に動画がおススメです。

 

③商品紹介コンテンツを付けられる

カタログの商品ページと詳細だけでは説明しきれないことが多いものがあります。切り取った画像を貼りまくり、適当に商品説明があっても魅力を感じませんよね。

そういったところを補完したり、より重要性を高められるので、このコンテンツは必須です。

さらに一定の条件を満たせば使用できる商品紹介コンテンツプレミアムもあります。プレミアムは動画や大きな画像、Q＆Aなどさらに充実した機能があります。なかなか運用が難しいですが、かなりの差別化になるでしょう。

 

④ストアが作れる

何らかのきっかけでカタログページを見ることがあります。通常はここからその商品のブランド一覧に遷移することになりますが、ストアを作っている場合はそのストアページへと遷移されます。

ブランドを気に入ってもらえたら、どんな商品が他にあるのかを見てもらえるし、同じカテゴリーで出しているとついで買いもしてもらえるので、かなり有効です。

スマホ用、パソコン用とそれぞれ作らないといけないがちょっと難点ですが、うまく作れると結構有効です。

Amazon内に自分の店を作る…まさにこんな感じです。

 

たとえばこの夏休みや冬休みに工作キットとして人気の宝箱ですが、商品名の上部に注目下さい。

 

この上部の「MY MiYAViのストアを表示」です。

 

ここをクリックすると

 

このようにAmazonのストアに遷移します。商品が多いと、こまめにメンテナンスしないと結構大変なことになります。

割と私も大変です。

 

 

まだまだブランド登録のメリットはありますが、まずはこのくらいで。

 

これらはお客様への販売促進のためには絶対にやった方がいいです。というよりも、むしろやらないと売れなくなったり機会損失になります。ファンになってもらえるとリピートしてもらえたり、新製品が出たらすぐに買ってもらえたりするからです。

以前にも書いたのですが、Amazonでのブランド登録＝商標登録となるので、商標権侵害という強い攻撃アイテムを持てます。つまり自衛しやすくなります。

 

どういうことかといえば、うっかりブランド登録している商品に相乗りをしかけると、大きな反撃をくらう可能性があるのです。

Amazonから警告を受けたり、商品の削除をされてしまったりします。つまりアカウントが傷つくリスクが高くなるのです。それを分かっているセラーは相乗りしてきません。しても警告すると消えていったりします。

 

 

ブランドと聞くと、大手メーカーをすぐに思い浮かべそうですが、案外簡単に作れるし、使い続けると愛着も沸きます。

「個人で始めたから」とか「規模が小さいから」と、ネガティブな発想をせず、しっかりと購入者に響く商品やアフターフォローができていれば、少しずつでも購入者は増えてきますし、購入者のいい評価ももらえます。レビューも好意的になるでしょう。

私はこの２年半ほど続けてきて実感しました。

 

もしこれらの作成や運用をやりたいがどうしていいか分からないという方がいらっしゃれば、ご連絡いただけますと適切にアドバイスを伝えたり、協力させていただきます。

 

それ以外にもメリットや競合の相乗りなどの対策は適宜お伝えしていければと思います。それよりもVineの問題点がちょっと困りますね…