久しく更新していなかったのですが、何かとあわただしくて対応に追われていました。

 

１つは輸入販売している代行会社の「誠」さんのツールが新しくなって、いろいろと戸惑っていたことがあります。

 

今となっては移行して操作に慣れましたが、やはり若者とは違い、バージョンアップ等されるとなかなか対応しづらいのでした。

本当に慣れるとかなり便利な機能になったと思います。

 

 

で、最近悩まされていたのが、せっかく出した新製品がいきなりの「出品停止」です。

 

その理由が「著作権違反」ということですが、全く思い当たる節がありませんでした。

 

 

いろいろあって解決したのですが、原因は中国セラーからの嫌がらせです。

 

 

なぜそうなったかというと、輸入販売はどうしてもタイムラグがあるので、良い商品を見つけてからサンプルを仕入れ、検品や梱包を確認してから本格的に仕入れを行い、そこからカタログを作ったり、説明書を作ったりして準備が整ってからJANコードを発行して…という流れなので、中国にある会社や工場よりも販売が遅くなります。

 

すると必然的に後追い販売になるのですよね。

 

で、同じような画像やカタログがいっぱい乱立するのですが、ほとんどが中国の工場の画像をそのまま使っているパターンです。

 

なのでAmazonには多くの同じ画像が溢れていたりするのですが、これらのなかには当然無在庫転売のところもあります。

で、こちらの販売したてのグラグラゲームで著作権違反でいきなり出品停止と。

 

 

先行販売していた中国セラーは１社でした。

レビューは★５が１件のみで私のよりも値段は結構高いです。当然日本語説明書はないと思います。

 

なので、順調にレビューが増えて売れ出したのを見てやっかみを感じたのでしょうね。

何の前触れもなくAmazonのアカウントヘルスには著作権侵害で３件（バリエーション分）上がっており、予告なく出品停止でした。

 

まずはレビュー集めをし、ある程度いい評価が集まったので、動画広告を入れて、順調に売れ出してからの出品停止はあまりにも痛すぎました。

 

商品のどこが著作権違反なのか教えて欲しいといっても、訴えたセラーが分かるだけで何をもってそう判断されたのかが分かりません。

仕様上同じような画像があるのは仕方がないとして、そのセラーの画像をコピーしたり、商品名をコピーしたり、商品説明文を真似したわけでもありません。

 

ですが、Amazonの回答は「訴えられているので対処しなさい」です。

解決方法は、

①訴えた会社が取り下げる

②Amazonが求める書類を一式そろえる

③販売を諦める

しかありません（怒）

 

私は過去の経験から著作権ということは、もしかして商品名の一部が商標登録されていたり、使ってはいけない表現があったのかと心配になって調べましたがそんなことは一切ありませんでした。

 

一応セラーに「間違いでは？」取り下げのメールを送りましたが、返答はありませんでした。

そうなるとAmazonの対処法に則って、②の資料を集択めて送るしかありません。

 

で、販売実績やまとまった仕入れをしている事実や、工場が画像を使ってもいいという許可など、あれこれ注文を付けられるのです。

インボイスを出そうが、領収書を出そうが明細を出そうが、工場の許可のスクリーンショットを出そうが、毎回毎回「これでは許可できません」の１点ばりです。

 

いや、もし無在庫転売ならカタログ丸パクリだし、仕入れしていないし、まあ積んでしまって③の１択ですが、私はちゃんとAsinを作り、100個以上仕入れ実績もあり、販売もやっとるやん！

 

何日間も何時間もこちらの作業に追われました。

 

 

結果として代行会社誠さんの協力や、通関業者の協力、仕入れ先の協力などいろいろあって出品停止の解除につながったのですが、この間１週間かかり、中国に待機させているこれらのグラグラゲームはその時点で販売ページがなかったので、輸入できなかったのですよね。

 

なので嫌がらせで訴えると、相手に大ダメージを与えることができるという非常に役に立つことが分かりました。

私も後追いでポーチやカップウォーマーなど出されていますが、先行販売しているところは、みな相手を訴えたら一時的に停止に追い込めることも良く分かりました。

 

ただ、それをやると報復を受けたりする可能性も高くなります。

大事に育ててきたアカウントがまた嫌がらせで傷つくようなのは困ります。

 

詳細を全て書くと非常に長くなるのですが、今回Amazonのアカウント健全性のサポートの方にいろいろと助けられました。

こちらはテクニカルサポートとは別になるので、お気を付けください。

結果的には学びはありましたが、結局のところ何をもって著作権違反なのかは分からずじまいです。

 

なおメルカリは、著作権違反で訴えても長期間無視されていたので、この辺はAmazonの方が対応が早いと思います。

 

 

もし万一中国セラーの攻撃にお悩みの方がいらっしゃったら、ぜひご相談下さい。

 

 

許さんぞ！

Shinse