半年に一度行うだけで、健康の維持に間違いなく役立つことをお教えします。
人生50年などと言われたのは今は昔。平均寿命はどんどん伸び続け、令和2年で男性は81.61歳、女性は87.74歳と言われています。ですが今大事なのは平均寿命ではなく、健康寿命と言われています。健康寿命とはその名の通り、健康に生きていられる年齢です。もちろんこちらは長ければ長いほどいいことは言うまでもありません。
長生きしていると言いながら、不健康で辛い日々を過ごし、結果的に死ななかっただけで寿命が延びていただけというのは正直嬉しくないですよね。なおこの年の健康寿命は男性が72.68歳で女性は75.38歳となっておりました。せっかくなので健康に暮らせる期間は早い段階で延ばせるように習慣をつけましょう。
ではどうすれば健康の維持をできるかですが、非常に簡単な方法があります。それは
歯医者さんにかかること
です。え、それだけ?と思われるでしょうが、これだけです。
皆様、歯医者には定期的に行かれますか?年齢の高い方は、いろんな理由でいかないことが多いと思います。私の周辺でも定期的に行く方はあまりおりません。私は定期的に歯医者さんに診てもらい、クリーニングを歯石を取ってもらっています。その甲斐あって虫歯が無く、抜けた歯もありません。そこそこ歯磨きもしていますが、これでも検診で歯周ポケットのチェックをしてもらうと、その都度隙間ができており、そこに汚れがたまって歯肉炎や歯周病にかかる手前になっていたりします。(歯周ポケットチェックで6とか言われたらかなり危険です)
ですが、完全にアウトになる前に行くことで歯周病を未然に防げます。なってからだと遅いのと、歯周病は他の病気を引き起こす可能性が高いと言われています。その毒性物質がアルツハイマーや糖尿病、脳梗塞のような重大疾病を引き起こすということです。これってかなり怖いですよね。
歯周病によって歯が抜けると当然噛めなくなる。そうすると脳への刺激も低下します。勉強している時に口が開いたままだと集中力だけでなく記憶力も落ちると言われますね。噛めないということはしっかりと口が閉じなくなるため、学力の低下だけでなく脳自体が衰えます。食いしばれないので当然力も入りずらくなります。
結果として脳や身体が衰えて老化が進みます。1本抜けると歯周病の蔓延だけでなく、次々に老化の連鎖反応が進みます。
このように考えると、歯医者にかかって定期的にメンテナンスすることは歯だけでなく体の健康にも非常に重要です。痛くなったから行く、虫歯が見つかったら行く、ではなく普段の予防が非常に重要なのです。やってみたら分かりますが、一度綺麗にしてもらうと歯への意識が高まるため、しっかりと歯磨きするようになります。また歯磨き後に何かつまむことをためらわせてくれます。その結果、夜の間食も減るのでダイエットにもつながりますね。
体調不良だと多くの方は痛い、しんどい、熱があると認識するので、薬を飲んだりお医者さんにかかりますが、歯の場合は目に見えにくく、本当に悪化するまで気づきにくいですね。目に見える辛さや痛みがない、これが手遅れになる原因とも言われています。
自身が年を重ねたからこそそういう健康の意識が高まって行動したのですが、意外と知られていないそうなので、歯医者に普段行かない方はぜひ実践してみて下さい。年に2回、何もなければ数千円程度です。最初はちょっと不安ですが、クリーニングは本当に気持ちよくておススメです。