販売初心者必見!Amazon販売で利益を出すコツを教えます。
はじめに
これはEC販売を行う方、かつAmazon倉庫へと納品をされる方へ向けての注意喚起です。ささいなことなのですが、私は一部の商品を一時的に倉庫から戻すはめになりました。大口契約をし、小型軽量プログラムで販売価格1,000円以下のものをFBA納品予定の方はご注意下さい。
まず商品を販売前に梱包を行うのですが、OPP袋や簡易な段ボールを使うパターンがあると思います。最初は不慣れでしたが、慣れたら梱包も段ボール詰めもお手の物…ではありません。油断すると箱の中で型崩れし、手痛い仕打ちを食らいます。
過去に一度、北海道から東京まで運ばれ、倉庫に入る手前でその段ボールがつぶれており、商品も1個破損していたが為にAmazon倉庫に納品を拒否されて、また北海道にまで段ボールごと戻ってきたことがありました。
ヤマト運輸さんに代わりの段ボールをいただき、破損した商品を補充して再度東京へとかなりの時間をロスしました。
そうなると入荷予定が大幅に遅れる上、在庫切れの期間が長くなります。箱の破損の理由はヤマト運輸の営業所で、私の大きな段ボールの上に他のものを置いて積み込んでいたため、その重さで箱がつぶれたのだろうということでした。
たしかに綺麗な段ボールではなかったですが、そんな簡単につぶれるとは思わなかったですね。梱包して送る際の段ボールは丈夫なものを使いましょう。ガムテープでぐるぐる巻きの補強もいいですが、どうしても1個で送りたいからと、2個の箱を1つに加工したり、足りない部分を無理やり足すような本来の形とは異なる段ボール箱はAmazonでは受け付けてくれません。
小型軽量商品プログラム
しっかりとした段ボールに入れる前提で、その商品の梱包にも工夫が必要です。小さいのに大きなケースに入れたり、無駄に厚みを増すと損をしてしまうのです。
というのも、Amazonには『FBA小型軽量商品プログラム』というものがあり、下記のような条件を満たし、1,000円以下の商品を売る場合は205円の手数料で済むのです。もっと小さいと193円ですが、250gで厚さ2cm以下なのでかなり厳しい条件です。
同じくお得なクリックポストの送料は185円で安いとはいえ、こちらは印刷してラベルを貼り、集荷や投函も自分でやらないといけません。AmazonのFBAは手続きも配送もしてくれるので楽でお得です。なおクリックポストは厚さが3cm以下なのでより条件が厳しいですけど。
- 重量が1kg以下
- 寸法が3.3cm × 30.0cm × 35.0cm以下
- 価格が1,000円以下(すべての割引適用後)
- アダルト商品ではない
- FBA禁止商品ではない
- 危険物(リチウム電池本体およびリチウム電池を同梱する商品など)ではない
- アルコール商品ではない
- 温度管理が必要な商品(チョコレートなど)ではない
- 中古品ではない
なお、これに該当しない場合、例えば厚さが5cmあった場合は悲しいことに434円も取られてしまうのです。1,000円の商品を売るのに販売手数料が100円とFBA手数料が205円だと100+205=305円で695円の利益が出るのに対し、434円だと100+434=534円で466円しか利益が出ません。原価と倉庫への配送料を考えたら、この差額は非常に大きいです。
という前置きでフラグが立ったので予想がつくとは思いますが、このプログラムを登録していたプッシュポップセットがなぜか解除され、手数料が434円になっていました。再度測定依頼を行いましたが、回答はサイズが厚み5cmあるのでこの値段ということでした。
3点セットのプッシュポップはOPP袋での梱包時に厚みが約3cmなのです。すべて同じ方法・形で重ねてるのでそんなはずはないのです。
こんな感じでの梱包です。しっかりテープで止めているので、型崩れしないはずです。
厚みもこのとおりです。やや3cmを超えますが、とても5cmではありません。
と思っていたのですが、返送されてきた商品の1つを見ると
…しっかりと重なりあったのが1つだけありました。1つだけですよ。この1点のために、小型軽量にできずに手数料が跳ね上がったのです。一度サイズを計測してもらうと次に同じものは60日経過しないと再計測してくれません。その間は高い手数料のままになります。なので梱包は手抜きをするとかなり痛い目に遭います。
私のこの商品は、小型軽量前提で1,000円で販売予定だったので、これを覆されると当然1,000円では売れません。
前述のとおり、たとえば1,150円で売っても、434円と115円の手数料で、手元に入る利益は(1150-115-434)=601円です。小型軽量なら1,000円で売っても1000-100-205=695円なのでこちらの方が利益がいいですね。
購入者は150円安く買え、販売者は94円余分に儲かり、お互いがWIN-WINです。これを狙っていたのですけどね。
一度その値段で登録されると、その状態では何度も同じサイズにされてしまうので、やむなく手元に戻し、箱に入れ直しました。他のおもちゃもこの箱に入れて手数料318円に出来ているので、万一小型配送できなくても安くなるはずです。
で、FBAに送り、ワクワクして再計測した結果…
このようになりました。このデータは前回登録時のデータです。厚さ3.71cmですと。たしかに3.5cmを超えているので文句はいえません。このように特定のFBA倉庫に送っても在庫が少ない場合は計測できないことがあるようです。
なお、PC画面のスクショは見えにくいので、あえてスマホ版で出しております。
しばらく経ってから「次こそは!」と期待して申請すると…
なんでやねん!という結果に。
これはひどい。箱に入れた結果5cmの厚みとは…どういうことでしょう。
こうやって厚みの無事を確認しているというのに…
理由は分かりませんが、同じ商品全てをクリックポスト可能な箱に入れての厚みが5cmです。
膨らんでいたので3.2cmとかならまだしも、どうやったらそうなるのか…
改めて送ってみると…
どうやら連続で何度も依頼できないようですね。
また期間を開けてトライします。後日いい結果をお伝えしたいところです。
『梱包で箱に入れるとこんなにお得ですよ!』
と証明するはずがAmazonの闇を証明してしまいました。
段ボールも仕入れると当然お金がかかりますが、まとめ買いだと安くなりますし、何より倉庫へ送る際に数えやすく、つぶれにくいという利点があります。
また購入者も箱に入って送られてくると、出品者評価もレビューも高い評価を付けてくれる可能性が高くなります。商品サイズに応じて適切な大きさの箱を用意しましょう。
まとめ
①1,000円以下の小型のものを売る場合は小型軽量プログラムを申請する
②梱包時の大きさは常に一定になるように向きや手順を統一する
③運悪く、サイズが希望と違った場合は再計測依頼をする
以上、お客様も自分も得をする方法でした。なおこれは2023年2月6日現在のデータです。
ときおり手数料など改定がありますので、また変更があったらお伝えしたいと思います。
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ECサイトでの運営・販売とともに、購入者目線でのお買い得な情報発信や、販売者側立場での有益な情報提供を心がけ、多くの方にお役に立てたらという思いでブログ更新も行っております。パーツ破損での部品依頼、またご意見等ありましたら遠慮なくお問い合わせいただけたらと思います。
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