はじめに

　ネット販売って多くの出品者があって、玉石混交です。いい商品なのに売り方が上手くなく、埋もれてしまうセラーもあれば、他社の相乗りばかりして手違いで買わせようとする悪徳なセラー（販売元）もあります。私も１年以上経ってもとても一人前とは言い難く、試行錯誤を繰り返し、セラーとしての評価や信頼度を高めていこうと毎日勉強の日々です。

　同じ商品でもカタログの画像や文言の改善し、動画のＵＰ等でより売れるようになり、良いレビューが付くのと同じように、セラーのページが充実し、評価が増えていくと成長を実感でき、ストアを見る方が増えるとそれなりに認知されたかなと嬉しくもなります。逆にいえばセラーのページ（ストアや販売元）を見れば、商品のレビューがどうであれ、信頼できるかどうかが見抜ける場合があります。

　では、新規出品者で商品数が少ない場合はどうかというと、セラーとしては信頼できるパターンが多いです。というのもみんな最初はめっちゃ頑張るからです。資金がそこそこあり、情熱に溢れているからです。ただセラーとしては誠実でも、商品が残念な場合があるのも事実です。

　物販というのは動画広告とか見るとお金が無くてもできそうですが、ある程度はやはり持っていないと厳しいと思います。実店舗の開業資金ほどは不要ですが、サンプルの仕入れ、カタログ作成、販売の広告、商標登録や申請、セール申請の手数料など予想外にお金がかかります。いい商品を仕入れても売れなければお金が入ってこないので、ますます動けなくなります。

　そういう条件をクリアして、新規の方が商品を販売するときは、価格面でかなり頑張ったり手間暇かけて差別化をしています。同じような商品なら安い中国セラーではなく、少しくらい高くてもそういう情熱のある日本のセラーから買った方がいいですね。万一の場合があっても返品できますので。

Amazon販売元のページの変更

　最近フォーマットが変わってきて、販売元のデータが細かく見れるようになってきました。商品だけを見てもよくわからないときは、販売元をチェックしてみましょう。かなりの情報が得られるので利用しない手はありません。ここを見ると商品が良さそうでも万一の時は対応がまずいとか、泣き寝入りになる可能性があると事前に分かる場合があるのでぜひご覧下さい。

　ＰＣでの閲覧の場合、カタログ右に販売元がでます（オレンジの〇で囲っているところ）。今回は私のセラー名、雅-miyavistore–の場合で説明します。下に★★★★★と47件の評価と出ていますが、これは過去１年間でついた出品者（＝セラー）の評価数と平均の★評価です。4.8以上なら見た目フルマークになると思います。新規の出品者の場合は「新規出品者」と表示されます。この★表記は以前にはありませんでした。なお上にある紫の〇で囲ったストアを表示ですが、これはストアを作っていれば、その販売元のストアページへと移動します。ストアを作っていない場合は販売元のブランド名が表示され、そちらをクリックすると検索窓にそのブランドを入れた状態の画面に切り替わります。そのブランドが何を出しているかを知りたい時に有効ですが、関係ない商品もいろいろ出ますので、あまりおススメしません。どちらかといえば下記の方法が有効です。

　販売者に質問したい時や、トラブルがあった場合はこの青の雅-miyavistore-をクリックすると販売元のページへと移動します。

　こんな感じです。ブランドロゴは以前から表記がありましたが、注文数や年数はごく最近になってから表示されました。フィードバックのグラフもです。上にあるストアフロントにアクセスをクリックすると、出品している商品の一覧が出ます。

　ストアとの違いは、ストアは販売元が様々なフォーマットを元に作るオリジナルのページなのに対し、ストアフロントは自動で作成されるただの羅列のページなのです。当然オリジナルのストアの方が動画を入れたり、メイン商品を細かく見せたりと工夫をしている場合がほとんどなので、こちらの方が商品は見やすく、分かりやすいと思います。商品についてのお問い合わせや不具合があった場合などは、質問するからお問い合わせのページへと移動します。ちなみに私は365日24時間ウエルカムなので、遠慮なくお問い合わせ下さい。

　試しにそれぞれをクリックしてもらえるとそのページへと移動しますので、ぜひご確認いただければと思います。

 

フィードバックコメント

　Amazonでお買い物をした方ならほとんどが経験するでしょうが、メールでレビュー依頼や出品者評価依頼が来ると思います。これの回答には義務はありません。が、商品到着時にご丁寧に出品者の評価とコメントを下さる方もいらっしゃいます。何も返さない販売者がほとんどですが、私の場合は評価をいただけたのならコメントを返すようにしています。ここに大事なヒントがあったり、お客様からの要望がある場合があるからです。説明書がなかったというので★３をいただいたこともありますが、そこから連絡が取れて、PDFを送って解決したということもありましたので。

　もちろん商品のレビューもいい評価の場合はありがたく、当然嬉しいのですが、こちらは受けるだけで終わります。対して出品者評価はコメントを返せるところが購入者とつながった感じがして嬉しいですし、入れて下さった方が返したコメントを読んでいただけたらさらに嬉しく思います。

まとめ

　長々と書きましたが、こういったページを見ると悪質なセラーはすぐに分かります。さすがに他社の見本は出せませんが、出品者評価がかなり低く、フィードバックコメントも「予定日を過ぎても届きません」「すぐに壊れた」「だまされた」的な評価が複数入っているようだと商品の質も推して知るべしです。法外な送料やレビューの水増しなどを行い、売るだけ売って稼いだらセラーごと消えてしまうようなところはこういう評価やコメントが多いのです。なので商品を購入前には一度そのストアフロントで売っているもの全ての評価を確認したり、出品者の評価を確認して買っていいセラーや商品なのかが判断しましょう。もちろん新規出品者で評価も商品も他にない場合がありますが、その場合はカタログの作りこみと値段、アフターフォローの有無で判断し、気になるようならお問い合わせしましょう。やる気に満ち溢れているセラーなら、ちゃんとメッセージを返してくれるはずですので。

　前述のとおり、万一商品が不良品なら基本的にAmazonは返金対応してくれるので、日本のセラーなら思い切って買ってもいいと思います。後からそれが売れて評価が上がり、値上がりした時、先行で安く買えた満足感は代えがたいものがありますから。

　以上、変な買い物をしてしまう前にチェックするべき項目でした。こちらがお役に立てたら嬉しく思います。