意外と知られていないクリックポストの特徴とマケプレお急ぎ便
はじめに
本日立体パズルのオルゴールを購入予定のお客様より、21日の午前中までに着くよう、急ぎで手配できないかというお問い合わせがありました。まだ全然日があると思っていたのですが、カタログ上では21日到着予定となっているため、その日のイベントで使えなければ意味がないので購入を悩んでおり、思い切って依頼してみたということでした。
こういうお問い合わせ、大歓迎ですよ!!
AmazonはFBAという倉庫からの自動配送の場合、お急ぎ便だと当日出荷可能ですが、ご希望のオルゴール系は自社で検品と梱包中で、まだAmazonの倉庫に送っていないため、注文があった場合はその都度梱包および出荷作業をしているのです。なお小型なのでほぼクリックポストで配送しています。
ところで私も最近まで知らなかったのですが、実はクリックポストは土日祝の配送はなく、また航空便は使えず陸送なのです。
たまたまとある時にポストに投函ではなく、木曜日夜に窓口に持って行った時に「いつ届きますか?」と聞いた際、火曜日くらいですよ。と言われてびっくりしたのです。「金曜日は途中まで配送するけど、土日は動きませんよ。飛行機にも載せないので」と。
これ、本当に知らなくてなぜ金曜日の夜に出荷しているのに月曜日になっても届いていないのだろう?と疑問に思ったことがありました。Amazonでは自社配送で何度か出荷していると、「ちゃんと配送しているからご褒美だ」といわんばかりに、勝手にマケプレお急ぎ便の登録をされてしまいます。(現在は設定で解除済み)
このマケプレお急ぎ便の恐ろしいところは、デフォルト設定で午前中に注文が入った場合は、その日のうちに手続きをして出荷通知を出さなくてはいけなくて、かつ到着がほぼ翌日指定になっているところです。夜に注文が入った場合はさすがに翌日出荷の翌々日に到着です。東京であっても大阪であっても九州であってもです。沖縄はさすがにもう少し猶予があったような気がしますけどね。
設定で変えられるのを最初知らなくて、頑張って出荷は間に合わせていましたが、北海道からの出荷では、到着は絶対に無理なのです(当たり前)。
本家のFBAですら繁忙期には出荷から到着まで1週間もかかることがあるのに、なぜ翌日?と。かなり無理を強いてくれるなと疑問と怒りがありました。
マケプレお急ぎ便の意義
誤解のないようにいうなら、これは嫌がらせではなく、「購入者は値段だけでなく予定日を見て購入を決定する可能性がある。到着が早いなら、マケプレお急ぎ便が使える出品者出荷のセラーからでも購入されやすくなる」というAmazonの配慮らしいのです…
たしかに極端な話、同じ商品なら1週間後に届くのと2日後だったら、多少値段が高くても2日後に届く方がいいですよね。誕生日などのイベントがあるならなおさらです。
なお到着予定日を過ぎても着かない場合、お客様からお問い合わせがAmazonに入るからか、調査が入るのか、予定どおりに着かなかったためにマケプレお急ぎの権利を一定期間使えません(=購入者が早く買えません)と通知がきます。運よく来ないこともありますけど。
デフォルト設定ではどんなに頑張っても間に合わないため、ある意味理不尽な通知なのですが、これにより自社配送の出荷が楽になるという大きなメリットがあります。当時は設定で解除できたり、配達場所により配送にかかる日数やパターンを変更できることを分かっていなかったので、以前は使えなくなることを歓迎していました。一定時間たつと復活していたのですけどね…(涙)
最近のように覚えていますが、このマケプレお急ぎがなくなると、本当に余裕をもって出荷作業できるのです。夜の23時45分に梱包を終え、24時までにポストに投函して出荷通知をギリギリ当日中に押すという胃の痛くなる作業から解放されるのです。
なお24時(出荷予定日)を過ぎても出荷通知を押さないと、出荷遅延の警告を受けアカウントに嫌なマークが付きます。これが積み重なると当然アカウントの凍結や削除の可能性が出てきます。
アカウント保護のため、出荷していないのに先に出荷通知を押すという反則裏技的な緊急手段も取れますが、現在は以前とは異なり、伝票番号(クリックポストなら12桁の番号)を入れないと通知を出せません。なので投函できなくても伝票の発行まではしておかないといけないのです。
注文が増えるよりもこちらのプレッシャーの方が大きく、それならあまり自社配送品は売れなくてもいいと思ったりもしました。本来あるべき商売の姿ではないと思いますけどね。
ただ、たまに中国地方の離島に3日後に着いていたり、九州に2日後に着いていたりと驚くことがありました。深夜の列車で運んでいるのか、途中経過で朝2時に○○局にありますと伝票番号を検索したら出てきたときは、意外とクリックポストも侮れないと思いました。運送会社もいろいろありますが、小型配送では現状一番安いですし。予想よりも早くに届いたお客様にはさぞ喜んでもらえたかと思います。
お客様対応
ここで冒頭の話に戻るのですが、クリックポストは土日休みのため、今回は20日には間に合わない可能性があるので、いつもとは違い土日も配送するヤマトを利用しようと、ラベル購入で配送というAmazonの新しいシステムを使ってみることにしました。
ラベル自体は持っていたのですが、実際の入力と印字は初めてです。不安ながらも印刷を終えると、自動で出てくる到着予定日が20日必着になっていました。これだと(本日中に持ち込みしないと間に合わないのでは?)と一気に不安になりました。通常のヤマトは19時までに出せば、中1日で関東や関西には届いているのに、なぜ中3日なのかと。
最寄りのヤマト運輸の営業所は21時までですが、当日配送の締め切りは上記のとおり19時です。万一19時過ぎたら本当に到着が21日になる可能性もあります。急いで梱包し、18時半に持ち込んで手配できました。念のため早めに届けて欲しいといいましたが、それは購入者からの連絡がある場合ということでした。
購入者の方には「物流が込み合っているので100%とは言えませんが、おそらく間に合うとは思います。ヤマトからの通知が来たら日時を早めに変更して下さい」お伝えしたところとても感謝していただけました。「不安だったけど思い切って問い合わせしてみて良かった」と。
私も今回対応できることは全てやり、感謝のお言葉をもらえたので(Amazon販売やって本当に良かった)と感じました。やはり購入者には満足していただきたいですし。
メルカリ転売屋さん
この流れからの報告もどうかと思ったのですが、先日のメルカリ転売屋さんはサイトはそのままですが、商品はなくなっていました。運営に違反報告しても全然消えなかったので、直接SHOPに連絡したのが効いたのかどうかは分かりませんが、まずは1歩ですね。次は楽天での無在庫転売屋さんにアタックを予定しています。準備は万端です。
おうちで選べる雑貨屋さん | miyavi store
【miyavi store】では立体木製パズル・USBタイプの小型生活家電をメインに、海外輸入品の厳選したアイテムを自社検品および加工展開しています。
当ショップに訪れる多くの方に満足していただきたい、笑顔になっていただきたいという思いで、どこよりも安い適正価格で提供いたします。
またご連絡をいただいた場合は万全のアフターフォローをさせていただきます。
ECサイトでの運営・販売とともに、購入者目線でのお買い得な情報発信や、販売者側立場での有益な情報提供を心がけ、多くの方にお役に立てたらという思いでブログ更新も行っております。パーツ破損での部品依頼、またご意見等ありましたら遠慮なくお問い合わせいただけたらと思います。
屋号 | 雅-miyavi store- |
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住所 |
〒061-1141 北海道北広島市青葉町3丁目7番地14 |
営業時間 | 8時〜22時(お問い合わせは常に受け付けております) |
定休日 | 年中無休(カレンダーは休日が反映されていますが、基本的に毎日配送手続きは行っております。) |
代表者名 | 竹山 雅裕 |
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