先日、今年初めての新商品を販売開始しました。

 

カップウォーマーです。

 

 

正直タイミングが遅く、ちょっとどうかな？と思っていたのですが、その結果はこちら

 

　FBA販売開始直後すぐにVineへの登録をしたので、すぐにレビューが入りました。ただ、★４と★３だったため現在の評価は★3.5となっています。

　３色全てが見事にランクイン

 

　今まで販売していてここまでのロケットスタートは無かったですね。広告かけないと上位表示されなかったのですが、なんとか１ページ目に反映されたので、一般の方も初日からそれなりに購入してくださいました。

　予想外にまとめ買いが多く、いきなり在庫が切れそうで困っております。（なお書いている途中で緑が切れました）

 

　なんだ、自慢か！と思われるかもですが、こちらの販売には懸念事項がいくつかあったので、かなり不安だったのです。

　

　まずは同系統のUSB式は低評価のモノが多いということ。というのも、コンセントタイプなら200Ｗで出力を高め、それこそ水からお湯にできるくらい熱くできますが、USBタイプはそこまでのパワーはありません。設定温度＝飲み物の温度ではないので、75℃をキープするなら本体の温度は最低100℃くらいはないとダメでしょうね。

　これは熱平衡の原理を考えてもらえると分かると思います。ざっくりと言えば、どうしても飲み物自体は設定温度より低くなり、また室温はさらに低いので、必然的に時間の経過とともに熱は奪われていくため、温度は下がっていくのです。沸騰したお湯がカップに入れた１分後には90℃以下になることからも分かると思います。

　さらにカップの性質や形状にも左右されるので、ここを理解してもらえなければ、「ぬるい」「使えない」「ダメ」とバッドレビューが入ることでしょう。

 

　設定温度＝飲み物の温度にできるのは、コンセントタイプのパワーが必要がありますが、この場合は値段が高くなること、またPSEの認証が必要になること、かなりの高温で危険性が増すことなどが考えられます。一個人での輸入販売には向かないと判断しました。

 

 

　そんなわけでこちらのUSBタイプを販売価格を1,000円と最安値にした上で、その温度変化をカタログに載せて値段相応の性能である、と思ってもらえるようにしたのです。

こんな感じです。理科の実験みたいですよね。

 

　これらの詳細データはカタログに２パターン掲載しています。なのでそこそこの機能であると分かってもらえれば、話が違う！とはならないはずなのです。あくまで希望的観測ですけど。

 

　お客様は期待を大きく裏切られると、それなりのものはずが悪い評価になってしまいます。なら最初からハードルを下げておけば、まあいいか、まあこんなものか、と許容されるはずなのです。

　

　…実際には今後のVineメンバーのレビューでこの考察が合っていたかはハッキリすると思います。

 

 

　また1,000円で売って実際に利益が出ているかどうかなのですが、この価格は他の同系統のUSBカップウォーマーよりかなり安かったりしますので、正直儲かるレベルではありません。SEOおよびレビュー対策ですね。

 

　ただ、小型軽量で手数料を安く抑えているのと、大量購入で仕入れ価格を抑えているので、赤字ではありません。Amazon Vineに30個登録したので実質販売価格の1,000×30個分の売り上げは入りませんが、どんぶり勘定で300個くらい売れたらペイできそうな感じです。

 

　本来はこちらの利益計算を先にやらないといけないのですが、性質上暖かくなると売れ行きは悪くなると想定されているので、あれこれ考えるよりも早く販売して実績を作りたかったのです。

 

 

　というのも季節物はやはり、一定期間である程度販売が見込めるため、それなりに商品を持っていたかったのです。私は冬に売れるアイテムを持っていないため、年明けの１月、２月は例年不調なので、そういったのを解消したかったのもあります。

　サンプルとして仕入れたマフラー系はメルカリではあまり需要がなさそうだったので、本格的な販売を見送りました。

 

 

　ならなぜカップウォーマーというものを選定して販売を開始したのか？需要があるのはなぜ分かったのか？

 

それはこちらをご覧ください。

このセラースプライトという機能を使えば、売れ筋商品が分かるからです。

 

　売れ筋＝検索ワードが多いということですので、明らかに検索件数が多く、今は需要があるのが分かったからです。当然この先の5-9月くらいはグラフが底面に近づくため、ほぼ売れる可能性は無くなっていきます。

　普通に考えたら夏に使う方ってあまりいないですよね？クーラーで冷えた部屋で温かいのを飲みたい方はいるかもですが、この節電のご時世では見込みは少ないのでは？とも推測されます。

 

 

　こんな感じで、検索されているワードから商品を輸入、サンプルを検査して販売できると判断したらカタログを作り、大量発注と販売開始という流れの説明でした。

　「なんだ、簡単だな！」と思った方、そのとおりです。手順さえ間違えなければ誰でも結果は出せると思います。物販を検討している方はぜひトライです。

 

　商品に関するお問い合わせで以外にも、輸入販売に関するお問い合わせも受け付けております。気になる方は連絡いただければ幸いです。