だいぶ前ですが、値引きして販売すると宣言していたプッシュポップ。

いっそのこと在庫処分タイムセールに出せばよかったと思ったのですが、すで値下げしていたので後の祭りでした。

 

なぜ1,000円と予告していたかといえば、FBA小型軽量商品プログラムに登録してあったので、通常318円の出荷手数料が220円で出せるのはずだったから、値下げしても問題ないと思っていたのです。

 

ですが、なぜか小型軽量プログラムに再登録できなくて、解除のみとなっておりました。

せっかく1,000円にしても手数料が下がらないなら意味がない状態なのです。

 

調べると2月15日以降はもう新規では受け付けてなくて、4月1日から小型軽量商品プログラムはなくなり、代わりに大きさに応じた手数料になるということで、今はその転換期ということでした。

とはいえ、同じサイズだと手数料は60円だけ安くなるので、4月１日以降は258円ということですね。

 

なので、今1,000円以下の商品は4月1日以降は単純に1,060円以上にしないと利益がその分減ってしまいます。

 

これまでと同じおもちゃで売るとして…

例えば1,050円だと、318円が手数料として引かれ732円。おもちゃだとさらに10％の105円引かれて627円の利益となりますが、小型配送適用されて1,000円で売っていた場合は220円の手数料と10％の100円で680円の利益となり、50円安くても53円利益が高かったのです。

※当然ここから仕入れの原価は引かれます。

 

購入者にも販売者にもこれはありがたいですが、4月1日からこの小型配送の特典は使えなくなるのです。

なくなると1,000円の場合は258円、1,060円の場合は手数料が318円になるので、1000-258-100＝642円に対して1060-318-106＝636円となります。

…1060円でもマイナス6円なので、1070円ですね。

 

なので、値上げをするときは1070円以上にしないと据え置きの方が利益が出るということになってしまいます。

 

ちょっとした差ですが、つもりつもると結構大きいですし、タイムセール等で1,100円の商品を1,000円にしても、その手数料まで318円から258円にはしてくれないので、セール等も結構負担が大きいです。

 

 

そんなわけでいつでも小型軽量商品プログラムに戻せると思っていたら痛い目に遭ったというお話でした。

今から戻すのができないので該当する消費をお持ちの方は気をつけて下さいね。